自閉症の息子に初めてお母さんと呼ばれた日
ども
かぴ子です
こんばんは
春らしいお天気が続いてうきうきしていましたが
明日は一転
荒れ模様の1日になりそうですね
きょう
次男の部屋を掃除していたら
この絵が目に留まった
これは
次男が小学校1年生の時に
母の日のプレゼントとして描いてくれた絵
次男は知的障害も重度なので
その頃のわたしは
次男に対しては
あきらめている部分も多かったと思う
それまで
絵を描くことが好きなわけでもなかったし
人の絵なんて描いたこともなかった
まだひらがなの読み書きもできなかったし
それなのに
わたしの顔
おかあさんの文字
嬉しくて嬉しくて
もらったその場で号泣しましたよ(*´ω`*)
ただただ先生のおかげです
そして
次男に初めて
『おかあさん』って呼んでもらった日のことを思いだした
それまで
わたしは
『おかあさん』って呼ばれたことはなくて
こんなに一生懸命接してるのに
この子にとってわたしはどんな存在なんだろうって
一方通行で
いくらかわいがっても
なんにも手応えがなくて
わたしは
誰のために
なにをやってるんだろうって
ときどき
すごい疲労感におそわれていました
わたしはただのお手伝いさん?
便利な人?
お世話するだけの人?
かわいいはずの息子が
かわいく思えない自分が嫌になる
母親ならば
頑張らなければ
でも
頑張る気力も尽きてきた
もう
おかあさんやめたい
次男に信頼されているという
証拠というか
確かなものがほしかった
で
小学校の入学前
学校まで歩く練習をしていた日
でも
主役の次男はまるでひとごとで
道草ばかりで
毎日歩いて登校するのはむりかなって思いつつ
疲れたわたしは早く帰りたくなって
ずんずん先に行ってた
どうせこの子は
わたしの気持ちなんて一生わかってくれないんだからって
また
ため息が出る
この子の視界にわたしは入っているのだろうか
もう
ほんとに嫌になって
連れ戻そうと次男のほうへ歩きだすと
次男が
満面の笑みで
『おかあさん』って言って
わたしのほうに走ってきた
うそ
わたし
おかあさんって呼ばれた?
うう(ノД`)・゜・。
嬉しかったなあ
ほんとに嬉しかった
忘れられない
次男の笑顔
今思い出しても
泣きそうです(ノД`)・゜・。
自信を持って
わたしは
彼のおかあさんですって言う(*´ω`*)
いつでも
何度でも
おかあさんって呼ばれたら
なーにって返事する
春の日
ぽかぽかで
菜の花やれんげでいっぱいのたんぼ道
大切な
おかあさん記念日だな