訳アリ男児母のこころ模様

長男は不登校、次男は知的障害を伴う自閉症、わたしは愛着のカウンセリング受けながら自分を育て直し中。そんな母が感じたこと、考えたことをその日の気分でつづっていきます。R4放送大学卒業 、認定心理士。カウンセラーの修行中。

感情を感じきるということ

長男が不登校になりたての頃は

同級生が制服を着ている姿を見たら悲しくなってたし

学校の行事や部活の試合の様子を聞いても悲しくなってた

 

なんでうちの子だけみんなみたいに普通に学校に行けないんだろう

置いてきぼりにされたような気持ちだった

 

その頃にはもうこころの勉強をしていたので

悲しいときは悲しい感情を

担任の先生の対応で腹がたったら怒りの感情を

とにかく今の感情をただ感じる

がまんしない

ということを心がけてた

 

私が住んでる地域は

ケーブルテレビで地元の高校の体育祭が放送されるんだけど

去年それを見たときに

もううちの子にはこんなキラキラした学生生活はできない!って思って

悲しくて悲しくて

将来が不安でこわくて

とにかくいっぱい泣きました

 

そして泣くだけ泣いたら

悲しみと不安の感情は消化されていて

ふーっと力が抜けた

 

まだまだ心は揺れるけど

学校に行けなくてもまあいっか

将来のことはそのとき考えよう

今、目の前にいるこの子と向き合おうって思える

 

 

私、感情的になるのは悪いことだと思ってて

 

イヤなことがあっても

悲しいことがあっても

平気なふりをしてた

 

嬉しいことがあっても平気なふり

こんなことで喜んでたら

人になんて言われるんだろうとかまた意味不明なことを思ってて

 

自分の感情を感じるなんて知らなかった

 

カウンセリングを受けて

こころの勉強をするようになって

初めて自分の感情というものを意識した

 

ほんものの感情は感じると消化します

 

悲しくていい

怒っていい

こわくていい

イヤでいい

 

今までなかったことにしていた自分だけの感情

 

大切に感じていきます

 

 

かがみの孤城

かがみの孤城

 

 

 

さすが本屋大賞!!

のめり込んで一気に読みました

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